求める人物像を明確にした次のステップとは

「求める人物像を明確にしましょう」
「求める人物像に向けた文章を書きましょう」
「求める人物像が知りたい情報を掲載しましょう」

これらは採用に関する書籍や記事などでよく見かける言葉ですが、求める人物像を明確にすることはとても大切です。
例えばマーケティング戦略の立案において「ペルソナを設定する」ことはとても重要なポイントですが「求める人物像」は採用における「ペルソナ」のことです。
なので「求める人物像を明確にする」ところまでは行なっている会社は結構多いです。

ペルソナ(persona)とは、ユーザー中心設計やマーケティングにおいて、サイト、ブランド、製品を使用する典型的なユーザーを表すために作成された仮想的な人物像のことである。

ウィキペディア「ペルソナ(ユーザーエクスペリエンス)」から引用

しかしながら、ほとんどの会社がそこで終わっていて次のステップに取り組んでいません。
求める人物像を設定した次のステップとは

  • 求める人物像が応募したくなる会社はどんな会社なのか
  • 求める人物像はどんな会社で働きたいのか(待遇・働き方・給与・キャリアアップ等)

を明確にすることです。そして求める人材にとって自分の会社が魅力的なのかどうかを客観的に見ることです。

もしも自社の現状と求める人材が応募したい(働きたい)会社に大きな差異があるのであれば応募されません。もしも応募があっても入社につながりません。入社してもすぐに辞めていきます。

これではIndeedで有料掲載したりいろいろな施策を講じて採用サイトのアクセスを増やしても意味がありません。
まずは求める人材が働きたくなるような会社になることが第一です。採用サイトのアクセスアップはその次に(もしくは同時進行で)考えるべきことです。

是非「求める人物像が応募したくなる会社は?」を考えてみていただければと思います。

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