こんにちは、社会保険労務士の三好です。
現在は新型コロナの影響で状況が変わっておりますが、日本はこれから少子高齢化がどんどん進んでいきますので、学生や若者の数が減って「労働者不足」そして「売り手市場」になるのは目に見えて明らかです。
そんな中、現在そして将来に向けての採用について悩みをかかえていらっしゃる経営者さんから「今後の採用活動」の相談が増えてきています。
そこで今回は昨今の採用活動において必須とも言える「採用ホームページ」についての考え方を書きたいと思います。
採用ホームページとは
採用ホームページは採用サイトとも呼ばれますが、求職者をターゲットにした「採用を目的としたホームページ」で採用に関する情報のみ掲載したホームページで、会社の魅力・求める人物像・社員インタビュー・募集要項などを掲載しています。
ちなみに一般によく見かける会社ホームページは「コーポレートサイト」と呼ばれるもので、取引先や株主や顧客をターゲットした内容、例えば会社案内・沿革・サービス案内・IR情報などを掲載しています。
採用ホームページの目的は
「採用ホームページを作ったんだから応募者が増えるはず」
こういう勘違いをされている方がとても多いのですが、語弊を恐れずに言いますと、採用ホームページの目的は応募者を増やすことではありません。
採用ホームページの目的は「応募者の質を上げること」です。
・求める人物像
・事業内容
・仕事内容
・社風
・社内の雰囲気
・働く社員の姿
・待遇
・福利厚生
などを採用ホームページでしっかりと情報発信することで、会社への興味や理解を深めてもらい、採用のミスマッチや内定辞退を防ぐことができます。要するに応募者の質を上げることができます。
採用ホームページで情報発信しませんか?
ハローワークの求人票では、文字数の制限等があり、会社を十分にPRすることは難しいです。
まずは、採用ホームページに会社が求める社員像を記載し「こういった方に入社してほしい」「入社した後はこんな仕事内容でこういった活躍をしてほしい」という具体的なイメージを会社から発信されてはいかがでしょうか。